menu

住宅ローンの団信(団体信用生命保険)を正しく理解しよう

東松山市で不動産売却するなら東松山不動産売却コンサルティング

東松山市の不動産売却は【東松山不動産売却コンサルティング】へ

サイトマップ 会社情報

☎︎0493-24-3425

営業時間:9:00〜18:00

住宅ローンの団信(団体信用生命保険)を正しく理解しよう

 

金利上昇時代に求められる「もしもの備え」

2024年、日本銀行がゼロ金利政策を解除したことにより、住宅ローンの金利も上昇傾向にあります。
三井住友トラスト・資産のミライ研究所の調査では、変動金利を選ぶ人の割合が2023年の6割超から、2024年には約5割に減少。代わりに長期固定金利を選ぶ人が増加していることがわかります。

住宅ローンは「低金利の時代」から「金利変動リスクを考える時代」へと変わりつつあります。
そのなかで改めて注目されているのが、団体信用生命保険(団信)です。


団信とは?

住宅ローン返済中に、契約者が死亡または高度障害などで返済ができなくなった場合に、
保険金でローン残高を完済し、以後の返済が不要になる保険制度です。

団信は、もしものときに家族の住まいを守る重要な仕組みであり、近年では「病気や介護」まで対象を広げた保障が増えています。


フラット35の団信の仕組みと保障内容

① 新機構団信(2017年10月以降)

基本保障は「死亡・身体障害」です。
従来の“高度障害保障”から“身体障害保障”に拡充され、身体障害者福祉法で定める1級・2級の認定を受けた場合に保険金が支払われます。

ただし、かつて支払い対象だった「言語またはそしゃく機能を永久に失った場合」などが、
新制度では対象外となるなど、条件の違いには注意が必要です。


② 新3大疾病付機構団信(新機構団信+金利0.24%)

死亡・身体障害保障に加えて、次の3大疾病が保障されます。

  1. がん:医師による悪性新生物の診断確定時

  2. 急性心筋梗塞:60日以上の労働制限または所定手術の実施時

  3. 脳卒中:60日以上の神経障害または所定手術の実施時

さらに、介護保障(要介護2以上が180日以上継続)が追加されており、
民間金融機関の多くよりも手厚い内容となっています。


民間銀行の団信との違い

民間の銀行では、「8大疾病」「全疾病」などの特約を設ける例が増えていますが、
保障条件は金融機関ごとに異なります。

例えば、Y銀行では「急性心筋梗塞や脳卒中の場合、入院や手術では対象外」など、
ハードルが高い設定もあります。
一方、M銀行では7大疾病・全疾病プランを用意し、金利上乗せで幅広くカバーするタイプもあります。

フラット35の団信は金利上乗せが比較的低く、介護保障付きである点が大きな特徴です。


ペアローンと連生団信(デュエット)の違い

夫婦共働き世帯に人気のペアローン。
しかし、仕組みを誤解すると「もしも」の際に大きなリスクとなります。

  • ペアローン:夫婦がそれぞれ単独でローン契約を結ぶ方式。
     → それぞれに団信が付き、条件に応じて別々に完済される。

  • 連生団信(デュエット):どちらかに万一があった場合、残りのローンも全額完済となる仕組み。
     → ただし、フラット35では「新3大疾病付団信」は選択できません。

民間金融機関では連生団信を扱うケースもありますが、死亡・高度障害のみ対象で、3大疾病や介護までは含まれないことが多い点に注意が必要です。


住宅ローンと団信は「ライフプラン」で選ぶ時代

住宅ローンは人生最大の借入であり、
返済計画を立てる際には収入・教育費・老後資金などの将来見通しを含めた検討が欠かせません。

団信は、病気や介護といった「働けなくなるリスク」への備えとして、
住宅ローンと一体で考える時代になっています。

金融機関ごとの保障内容・金利上乗せ・対象範囲を比較し、
「自分と家族に合った安心の保障」を選ぶことが何より大切です。


まとめ

  • 団信は“もしものとき”に住宅ローンを完済してくれる重要な保険

  • フラット35は介護保障付きなど、民間よりも広いカバー範囲

  • ペアローン・連生団信は仕組みを正しく理解することが必須

  • 住宅ローン選びは「金利+保障+ライフプラン」で考える


当社では、不動産購入・売却・相続に強い専門スタッフが、
住宅ローンの選び方などついても分かりやすくご説明いたします。
マイホーム購入を検討中の方、ローン見直しをお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

ご相続発生前、ご相続発生後の不動産のご相談、ご売却は、
FFP不動産コンサルティング㈱の得意分野です。
お気軽にご相談くださいませ(^^)/

弊社売買専門HPhttps://www.fujimoto-re.co.jp/

 

以上、FFP不動産コンサルティング㈱ 藤本でした(^^)/

FFP不動産コンサルティング㈱では、

☆不動産売却コンサルティングが得意!

☆不動産相続コンサルティングが得意!

お気軽にお問合せ下さいませ。

東松山市の不動産売却は【東松山不動産売却コンサルティング】へ

〒355-0017 埼玉県埼玉県東松山市松葉町3-11-16

宅地建物取引業者免許 埼玉県知事免許(2)第23300号

営業時間:9:00〜18:00 定休日:水曜日