帰省は「相続」と「不動産」の話を始める絶好のタイミング

実家・空き家を“負動産”にしないために、今できること

もうすぐ年末年始ですね。

年末年始をはじめやGW・夏休みは、ご家族や親戚が顔を合わせる数少ない機会です。
この時期は後回し（タブー視）にしがちな、

• 実家やお墓のこと

• 財産や将来の相続のこと

• 親の健康や老後の暮らし

といったテーマを、自然な形で話し合いやすいタイミングでもあります。

また、地元を離れた旧友と再会し、昔話や近況報告をする中で、
「親も高齢になったよね」「実家、将来どうする？」
といった話題が出ることも、決して珍しくありません。

近年は、相続・終活・空き家問題がメディアでも頻繁に取り上げられており、
“いつかの話”ではなく“自分ごと”として考える方が確実に増えています。

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相続した実家、使う予定がない場合の現実

「親から実家の土地建物を相続したものの、
兄弟の誰も住む予定がない」

これは、いま全国で起きている空き家問題の典型例です。

使わないからといって放置するわけにはいかず、
相続人の誰かが管理を担う必要があります。

さらに、相続登記の義務化により、
「とりあえずそのままにしておく」という選択はできなくなりました。

不動産を使う・使わないに関わらず、
兄弟間で話し合い、合意のうえで名義を決め、登記を行う必要があります。

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空き家を所有するという“見えない負担”

名義人となった方は、空き家の管理責任を負います。

日常的な管理そのものは、それほど大変ではないかもしれません。
しかし問題は、「万が一」が起きたときです。

• 建物の老朽化による倒壊や部材の落下

• 倒木や屋根材の飛散による近隣被害

• 不法侵入・放火・いたずらなどの防犯リスク

• 人が住まないことによる急激な劣化

こうした事故が起きた場合、所有者の責任は非常に重いものになります。

近くに住んでいれば定期的な確認も可能ですが、
遠方に住んでいる場合は、現実的に管理が難しくなります。

管理を不動産会社などに依頼する方法もありますが、
当然ながら費用はかかります。

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解体すれば安心？それでも残るリスク

「それなら建物を解体して更地にすればいい」と考える方も多いでしょう。
確かに、倒壊リスクはなくなります。

しかし、更地になっても問題がゼロになるわけではありません。

• 雑草の繁茂

• 不法投棄

• 無断駐車

• プレハブや物置の不法設置

• 近隣とのトラブル

“使わない土地”を持ち続けること自体が、継続的なストレスになるのが現実です。

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不要な不動産は「持ち続けない」という選択

不要な不動産は、

• 売れるなら売る

• 売れないなら、条件を調整してでも手放す

• 場合によっては費用をかけてでも整理する

という選択をすることで、精神的・時間的な負担を大きく減らすことができます。

「もったいない」「いつか使うかも」という気持ちも理解できますが、
実際には、不要な不動産を抱え続けることの方が、
家族関係や将来の相続トラブルの火種になりがちです。

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兄弟間で必ず決めておきたいこと

注意したいのは、
「管理は任せきり、でも売れたら権利を主張する」
といった後出しの主張です。

これは、兄弟間の信頼関係を大きく損ないます。

• 誰が管理するのか

• 売却する場合の方針

• 売却代金の分け方

事前に書面も含めて整理しておくことが、後悔しない相続につながります。

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まとめ｜帰省は“行動を起こすきっかけ”に

不要なものを持っていることもストレスですが、
手放すことにもエネルギーが必要です。

だからこそ、
家族が集まるこの時期は、
実家・相続・不動産について一歩踏み出す絶好の機会といえます。

当社では、

• 相続した不動産の売却相談

• 空き家の整理・活用・処分

• 兄弟間調整を見据えた売却プランの提案

などを、不動産売却の専門家として数多くサポートしてきました。

「まだ先の話」と思っている今こそが、
実は一番、負担なく動けるタイミングです。

実家や空き家でお悩みの方は、
ぜひお気軽にご相談ください。

 

ご相続発生前、ご相続発生後の不動産のご相談、ご売却は、
FFP不動産コンサルティング㈱の得意分野です。
お気軽にご相談くださいませ(^^)/

弊社売買専門HPhttps://www.fujimoto-re.co.jp/

 

以上、FFP不動産コンサルティング㈱　藤本でした(^^)/

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